カツレツの老舗!横浜市の「勝烈庵(かつれつあん) 馬車道総本店」

勝烈庵 馬車道総本店の外観


横浜市の”カツレツの老舗”として超有名なお店が「勝烈庵(かつれつあん) 馬車道総本店」です。

創業はなんと、1927年(昭和2年)。外国人のコックが日本にもたらしたカツレツを、勝烈庵の初代店主が日本風に美味しくアレンジ。日本人の舌に合う和風カツレツを完成させ、現代にも引き継がれる伝統の味になっています。

今回私が行ったのはJR関内駅近くの馬車道総本店でしたが、他にも相鉄ジョイナス店(横浜市中区)、鶴屋町店(横浜市神奈川区)、鎌倉店(鎌倉市)もあります。

横浜、そして神奈川の昔から変わらない老舗の味として、たくさんの方々に愛され続けているのですね。

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また、公式サイトでは各材料や食材に対するこだわりなども明記されています。

ソース・・・野菜や果物を2日間かけてじっくり煮込み、1日寝かせて完成する風味豊かなソース。創業から変わらぬ秘伝の味。

パン粉・・・勝烈庵のグループ会社「馬車道十番館」が、揚げ物に合わせるために独自の配合で焼いたパン。そのパンの内側の良い部分だけ使用し、パン粉が作られているそうです。

醤油・・・創業300年以上の歴史がある柴沼醤油醸造のお醤油を使用。

その他、マヨネーズやポン酢もオリジナルのものを提供しているそうです。

勝烈庵 馬車道総本店の営業時間は11時〜21時までで、今回伺ったのは土曜日の11時10分頃でした。

ドアを開けると広々としたカウンター席があり、油の良い香りが漂っています。カウンター席には既に4名のお客さんが座っており、私も空いている席に座りました。

メニューは勝烈定食(ヒレかつ・1,500円)、ロースかつ定食(1,500円)、若鳥フライ定食(1,200円)、海老フライ定食(2,100円)、お好み定食(海老フライ、一口かつ・2,100円)、盛り合わせ定食(海老フライ、一口かつ、若鳥くわ焼き・2,280円)、大勝烈定食(2,100円)、大ロースかつ定食(2,100円)などがありましたが、

今回は定番の勝烈定食を注文しました。値段は税込にすると1,620円です。

カウンター越しでは3、4人ぐらいの職人さんが調理をされており、大きな鍋でカツレツを揚げているシーンもしっかりと見れます。パン粉が付いたお肉が油の中に投入すると、なかなかの勢いでジュワ〜っと揚げられていきます。見ているだけちょっと楽しくなってきました。

また店内は綺麗で清掃が行き届いている印象もあり、何となく古き良き昭和の雰囲気も感じられました。不思議とアットホームな感じもあって、いい店だな〜と思いましたね。

そして注文してから7分ぐらいで、勝烈定食の登場です。ご飯とキャベツはおかわり自由とのことでした。

勝烈定食

かつれつとキャベツに、オリジナルの特製ソースをかけました。

かつれつのアップ


早速揚げたてのカツレツを一口食べてみましたが、不思議と親しみの湧くような味で、とても美味しい!

しかも目の前で揚げられたカツを温かいうちに食べられるのは、とても幸せな気分になれます。

ソースは全然しょっぱくなく、どちらかというとデミグラスソースやハヤシソースに近い感じです。野菜や果物をじっくり煮込んで作ったことがわかるぐらい、ヘルシーで濃厚な味を出していました。

また、一般的なトンカツよりも、口あたりが全然油っこくありません。ヒレ肉を使っているのも影響しているでしょうが、パン粉や調理方法にも鍵が隠されていそうですね。

カツレツの老舗として長年に渡って横浜の方々に愛されているのも、納得の味でした。

これだけカツレツが美味しいと、海老フライやロースかつがどんな味なのかとても気になります。また機会を作って、勝烈庵に行こうと思います。

勝烈庵のお近くに用事がある時はもちろんのこと、遠方から行ってみるだけの価値もあるお店だと思います。ぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

 

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店舗情報

店名 勝烈庵(かつれつあん) 馬車道総本店
住所 神奈川県横浜市中区常盤町5-58-2
営業時間 11:00〜21:00(L.O)
定休日 無休
電話番号 045-681-4411
創業 昭和2年創業(1927年)
禁煙・喫煙 完全禁煙
アクセス JR根岸線 関内駅北口から徒歩5分
公式サイト http://katsuretsuan.co.jp/

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