横浜のお蕎麦の老舗!平沼 田中屋のきざみ鴨せいろ

平沼商店街の写真


JR横浜駅の近くで美味しいお蕎麦を食べたい時に、おすすめのお店が「平沼 田中屋」さんだと思います。

場所は横浜駅の南口の方から徒歩10分ぐらい。平沼商店街の通り沿いにあります。(上記の写真は、平沼商店街の入口です。)

平沼 田中屋さんが創業されたのは、なんと1920年。和暦にすると大正9年です。おもてなしの心を大切に、1世紀近く前から元気に営業されています。

また「寂しい商店街のそば屋が、どうして行列店を作れたのか」という書籍もありますが、これは平沼 田中屋さんのことなんだそうです。本になってしまうぐらいの、すごいお店なのですね。

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今回私は初めて横浜に来たのですが、地元の方に道を尋ねたりして何とかお店に辿り着くことができました。

平沼 田中屋の外観


開店は午前11時で、通しで夜22時まで営業されているようです。私がお店に付いたのは11時5分ぐらいだったのですが、店内には2、3名の先客がいらっしゃいました。

(実は、食べログのレビューで”11時半や13時過ぎごろに行ったらほぼ満席だった”という感想があったので、開店丁度の時間帯を狙っていました。)

「いらっしゃいませ」と元気に迎えて頂き、そのままカウンター席に座ります。お品書きを見ると食べたくなるメニューがたくさん掲載されています。

きざみ鴨せいろ、裏横カレーせいろ、裏横浜カレーうどん、八宝うどん、親子丼セット、かつ丼セット、天丼セット、まぐろ漬け丼セット、江戸前天丼、冷やしたぬき、納豆とろろ、裏天せいろ、ロースかつの御飯、天ぷらとお刺身の御飯などがありましたが、

今回は食べログで”食べるべき一品”として掲載されていた「きざみ鴨せいろ」を選びました。値段は税込1,080円です。食べログでは900円となっていたので、税抜で100円値上がりしたようですね。

メニュー表でもきざみ鴨せいろは大きく掲載されており、「鴨の旨味をたっぷり味わうために生まれた・・かも汁の旨味を堪能するために、鴨肉を細かく刻み、鴨の脂の層ができるまで特注で・・」といった言葉が並んでいました。もう間違いなく美味しそうですね。

そして注文してから7分ぐらいで、平沼 田中屋さんの「きざみ鴨せいろ」の登場です。

きざみ鴨せいろ

さっそく一口食べてみましたが、鴨の旨味が本当にスゴイです。鴨の脂だけでなく旨味も口の中にじゅわ〜と広がり、本当に美味しい!

刻んだ鴨肉もたっぷり入っていました。

きざみ鴨せいろのつけ汁


今まで色んなつけ汁で麺を食べたことがありますが、ここまで旨味の詰まった汁は初めてかもしれません。鴨肉史上では、間違いなくナンバーワンだと思いました。

一口ずつ鴨の旨味を堪能しながら、時間をかけてゆっくり完食しました。

そして残った鴨汁を飲もうとして器を手に取ったところ、ヌルっと滑って誤って倒してしまいました。小さい器に溢れんばかりの鴨のつけ汁が入っているので、食べている間に少し脂がこぼれ、表面がヌルヌル状態になっていたようです。

大惨事には至らなかったものの、この器を持つ時は要注意です。私は器の下の受け皿を手に取り、残った鴨汁を頂きました。

食べログで”食べるべき一品”として紹介されていたのも、間違いなく納得のメニューでした。きっと常連さんもたくさんいらっしゃるのでしょうね。

他にも美味しそうなメニューがたくさんあるので、近くに住んでいる方が羨ましいです。私もまたいつの日か、平沼 田中屋さんに行きたいと思います!

 

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店舗情報

店名 平沼 田中屋(ひらぬま たなかや)
住所 神奈川県横浜市西区平沼1-5-21 田中屋ビル
営業時間 月〜土11時〜22時(L.O.21時30分)、祝日11時〜21時30分(L.O.21時)
定休日 日曜・第3月曜
電話番号 045-322-0863
席数 45席(カウンター10席、小上がり16席、テーブル19席)
禁煙・喫煙 完全禁煙
アクセス JR横浜駅より徒歩10分
オープン日 1920年12月4日

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